マイチェアを作りました

カンブリア宮殿やTVでおなじみ、飛騨産業主催の椅子組立セミナーに行き、マイチェアを作ってきました。

飛騨産業は柳宗理デザインの家具製造をはじめ、ミラノサローネに毎年出品、ロンドン国立博物館にも展示されている一流メーカーです。

今回組み立てたのはニューマッキンレイというロングセラーのデザインチェアでした。

ロングセラーということは、安定感や耐久性、快適性に優れている証拠！

木なのにお尻と太ももの当たりが気持ちいいんです。

飛騨産業の工場で製材したオーク材無垢のパーツを、釘をつかわず組み立てていきます。

ゴム槌を使って穴に差し込むのですが、汗かくほど重労働でした。

背もたれ用の木材は同じ棒に見えますが、微妙に太さや長さが違い折れにくくなっているそうです。また木目が細かくまっすぐな良い材料なので、強く打ち込んでも割れませんでした。

組み立てること約2時間、専用オイルを塗って仕上げました。

それから乾かすこと1週間、蜜蝋ワックス(右)を塗って仕上げです。

打ち込む棒と穴が「ほんま入るんかい？？？」というギリギリサイズで、その分抜けにくいそうです。万一抜けても工場生産品は10年保証付きでメンテナンスしてくれます。

ぜひ一度日本の名品をご覧ください。

CRESCENTシリーズも展示しています。

関連記事